警報レベルの感染が続く地域も。家庭内感染を防ぐために有効な対策とは

 厚生労働省が1月8日に発表した「インフルエンザの発生状況について」によると、第52週(2025年12月22日~28日)に全国の医療機関から報告された患者数は1医療機関当たり22.77でした。第47週(2025年11月17日~23日)の51.12をピークに減少が続いていましたが、いまだにすべての県で注意報レベルの10を超えているほか、13県では警報レベルの30を超えています。

 都道府県別でみると、宮崎県(62.57)が最も高く、鹿児島県(48.00)、佐賀県(39.88)、長崎県(35.84)、徳島県(35.12)、熊本県(35.06)と続いています。

 インフルエンザの感染経路は、感染者のせきやくしゃみなどで飛び散ったウイルスを吸い込む飛沫感染と、ウイルスがついた手で鼻や口などに触れる接触感染です。

 家庭内では、日常の会話やタオル・食器の共用などを通じて感染が広がりやすくなります。周囲にうつす可能性がある期間は、発症の前日から発症後5~7日までとされているので、注意が必要です。

 もし同居している家族が感染した場合、看病のあとなどはこまめに石けんで手を洗い、定期的に室内を換気しましょう。

 洗面所などのタオルは共用せず、可能であればペーパータオルを使用するのがおすすめです。ほかにも、マスクを着用する、ドアノブをアルコール消毒する、食事や入浴の時間をずらすといった工夫も大切です。