流行止まらず注意報レベルの地域が多数。検査のタイミングと早期治療が重要

 厚生労働省が1月30日に発表した「インフルエンザの発生状況について」によると、2026年第4週(1月19日~25日)に全国の医療機関から報告された患者数は1医療機関当たり16.64でした。昨年の同時期(11.06)と比べて高い水準になっています。

 また、38の都府県で注意報レベルの基準値である10を上回っており、鹿児島県では35.19と警報レベルとなっています。

 都道府県別でみると、鹿児島県が最も多く、宮崎県(29.36)、大分県(28.90)、宮城県(24.85)、三重県(23.84)、千葉県(23.80)と続いています。

 冬休みが明け、学校などでは休校44件、学年閉鎖544件、学級閉鎖2,215件が発生しており、引き続き注意が必要です。

 インフルエンザは、発熱や関節痛などの症状が出てすぐに検査を行うと、ウイルスの排出量が十分でなく、感染していても陰性となる場合があります。そのため、症状が出てから12~48時間以内に検査を受けるのが望ましいとされています。

 検査結果が陰性であっても、新たな症状が発生した、または症状が悪化しているといった場合には、医療機関を再度受診しましょう。 

 発症から48時間以内に抗インフルエンザ薬による治療を開始することで、症状の軽減や重症化の予防が期待できます。流行状況を確認しながら、体調に異変を感じたら、無理せず受診しましょう。